|
お近くの書店あるいは下記のネット書店でお求めください。
[内容]
今まで何度も減量を試みて失敗していた私自身が、右写真に示すように、糖質制限によって3ヶ月間で体重が10kg以上、体脂肪率が10%以上も減少するという劇的な効果を経験したのが、本書をまとめたきっかけです。 |
|
[目次]
はじめに
第1章:そもそも現代人の体は糖質摂取に向いていない
人間は肉食動物の特徴を持っている
食事が変化すれば人体も進化する
近代以降の食事に現代人の体は無防備
そもそも糖質は必須栄養素ではない
糖質を摂取しなくても脳の働きに支障はない
コラム:現代人は脳が小さくなっている?
第2章:糖質摂取は人を不健康にする
糖質摂取が増えてから生活習慣病が増えた
糖質はタンパク質と結合して体の機能を低下させる
グリセミック指数とグリセミック負荷が高い糖質は人体に悪影響を与える
糖質を摂取しなければ糖尿病にならない
糖質制限で糖尿病も医療費も減らせる
糖質ががん細胞を元気にしてしまう
コラム:生活習慣病の遺伝的要因は消えないので環境要因を改善するしかない?
第3章:糖質摂取は肥満・メタボの原因になる
現代人はインスリン抵抗性が高いので糖質で太りやすい
人間が肥満しやすい理由
肥満とインスリン抵抗性の悪循環
肥満による高インスリン血症はがんの発生と進展を促進する
糖質摂取がメタボリック症候群を引き起こす
アメリカでは糖質摂取量の増加で急速に肥満が増えた
糖質を多く摂取すると脂肪は燃焼できない
コラム:食事中のタンパク質含有量が減ると食事の量が増える?
第4章:糖質摂取は老化を促進させる
糖化したタンパク質からできるAGEが人を老化させる
糖質とタンパク質を加熱するとAGEが生成される
AGEの多い食品の摂取が寿命を縮める
活性酸素と酸化ストレスで体は老化する
グルコースが活性酸素の産生を増やして酸化ストレスを高める理由
食後の高血糖は酸化ストレスを亢進させる
糖質の摂取は寿命を縮める因子を増やす
インスリンやIGF-1はmTORC1を活性化する
糖質の多い食事は細胞や組織の若返りを妨げる
超高齢者ががんになりにくい理由
中年以降は成長ホルモンやインスリンが老化を促進する
コラム:女性のほうが男性よりもがんが少なく寿命も長い理由とは?
第5章:フルクトースの脅威
フルクトースは「問題のない糖質」ではない
グルコースとフルクトース
グルコースを異性化して作る異性化糖
フルクトースは全て代謝するので中性脂肪の合成が亢進する
グルコースとフルクトースを一緒に摂取すると脂肪合成は3倍になる
フルクトースはインスリン抵抗性を高める
フルクトースは老化を促進する
甘い果物の食べ過ぎはがんを促進する
フルクトースは「エンプティ・カロリー」?
コラム:なぜ果物にはフルクトースが含まれるのか?
第6章:糖質を制限するための食事
食べてはいけない食品と糖質制限食の基本
健康増進と老化予防を目的とする糖質制限食の注意点
グリセミック指数やグリセミック負荷の高いものはできるだけ食べない
果物の食べ過ぎには注意する
グルコースとフルクトースの同時摂取を避けるようにする
グルコースの代わりにケトン体をエネルギー源とする「ケトン食」
ケトン食の効能
地中海料理と地中海式ケトン食
スペイン風地中海式ケトン食
糖質制限を実践・継続するために
コラム:カロリーゼロの人工甘味料で太ってしまう?
おわりに